下品で低俗な笑いに「うんこ」は必要不可欠である。特に子供に喜ばれ、尊敬の眼差しを受けるに違いない言葉だ。大人もそうである。「うんこ」という言葉で和やかになり、癒される事すらある。現代人の疲れた心には「うんこ」がとても優しく響くのだ。しかし物には限度がある。どうでも良い所でひたすら「うんこ」を連呼されても鬱陶しい。ましてやそれで「笑いがとれる」と勘違いされては逆にストレスがたまって仕方ない。「すぐに『うんこ』とか言ってしまう人」・・・非常に迷惑だ。
先に説明したのは「低俗な笑いを求めるうんこ」である。次に「本気なのにちょっとおかしいうんこ」を紹介しよう。これは「文句で使われるうんこ」だ。「あほぉ〜、ぼけぇ〜、うんこぉ〜」ってヤツである。この同盟の「うんこ」はこちらで使われる方の「うんこ」なのだ。
口喧嘩という物は言葉を知らない人にとって、非常に困難な物である。相手が理論で固めて来れば来るほど「え〜い、もうやめちまえっ!」という気分になるのだ。対抗しようと言う気などサラサラ無い。しかし絶対に負けたくない。そんな意地を持って考える。勝てる言葉を何度も考える。考えに考えたあげく出た言葉が、
「うんこぉっ!」。
相手は間違いなく戦意喪失だ。うまくいけば笑ってくれるかもしれない。これが「勝ち」なのか「負け」なのか、そんな物はどーだっていい。なんでここで「うんこ」なのか?そもそも「うんこ」にはどのようが意味が含まれているのか?もう、言った方も言われた方も大混乱である。
すぐ「うんこ」とか言ってしまう同盟、まさに平和の象徴だ。
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